曲がった歯ではショードッグに使えないため飼い主に捨てられた犬

曲がった歯ではショードッグに使えないため飼い主に捨てられた犬

韓国のパピーミルで生まれたイタリアングレイハウンドの「ボボ」。2歳になるボボの元の飼い主はボボをショードッグにするために引き取りました。しかし、ボボが成長をし乳歯が抜け永久歯に生え変わった際、やや曲がって歯が生えてきたことで、その飼い主はボボはもう必要ないと判断し飼育放棄したそうです。

そんなボボを救ったのは「フリー・コリア・ドッグス」のエック・パークさんでした。捨てられてしまったボボは動物病院で保護され里親探しが始められました。当初はすぐに引き取り手が見つかると思われていましたが、ボボに関心を持つ人は現れませんでした。

1年間、動物病院で過ごすうちボボは元気を失い、食事や水も摂らなくなっていったと言います。

しかし、しばらくしてボボの運命は動き出しました。

韓国の自宅で何百もの保護犬の面倒を見ているチョンさんと言う女性の目にボボがとまったのです。このままではボボが死んでしまうと、チョンさんは引き取ることを決めたのです。

チョンさんに引き取られてからボボはまるで違う犬かのように、食事もとり元気を取り戻したのです。そして1ヶ月後には完全に回復したのです。

チョンさんは保護犬を北米などの新しい飼い主さんの元へ届ける活動をしており、ボボの順番がやってきました。そしてボボはトロントへと飛び、新しい素敵な飼い主さんと運命の出会いを果たしました。

– 出典 – thedodo

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