20年生きた犬が飼い主に「面倒を見きれない」と捨てられシェルターに。その後、環境が代わり苦しむ老犬の姿に胸が苦しくなる

20年生きた犬が飼い主に「面倒を見きれない」と捨てられシェルターに。その後、環境が代わり苦しむ老犬の姿に胸が苦しくなる

ある日、突然施設に引き渡された犬の「ソノマ」。20年間ずっと最愛の家族と暮らしてきた彼にとって、突然知らない環境・知らない人たちにただただ怯える日々でした。

彼はなぜ家族と引き離されてしまったのか。それは、悲しくも長く生きた事にありました。

犬の寿命が長くて15年ほどと言われているのに対し、ソノマは20歳になっても生きていました。しかし、当然その体には様々な健康問題が。目は、ほとんど見えず、耳も殆ど聞こえない状態。

そのケアに疲れ、老犬の面倒は見きれない。そう見切りをつけられてしまい、ソノマはある日、飼い主によって動物シェルターにつれて来られたのです。

ソノマは幸いにもシニア犬専門のシェルターで生活を始めることが出来ました。しかし、ソノマにとってはずっと同じ環境下でいつも見る家族に囲まれて生活してきた20年があります。ソノマにとってはそれが自分の生きてきた世界だったのです。

しかし、シェルターに移った事により、何もかも知らないものばかり。はじめは酷く困惑していたのが明らかだったそうです。きっとソノマは毎日が恐怖と不安でしかなかったに違いありません。

犬を捨てた理由がどうであれ、飼い主が犬を捨て、犬の目の前からずっと暮らしてきた家族が居なくなったのは事実。言葉の通じない犬にとっては理解に苦しむしかありません。

そして、ソノマのその後。

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