生きている事が辛いと感じるほど、全身を毛で覆われ爪が伸び切った犬が発見され、幸せを手に入れるまで。

生きている事が辛いと感じるほど、全身を毛で覆われ爪が伸び切った犬が発見され、幸せを手に入れるまで。

今年の2月。アメリカ・フロリダ州のある駐車場で犬が保護されました。保護した動物救助団体の創設者であるロビン・ロバーツさんは、その犬を見て言葉を失ったそうです。

全身毛むくじゃら。文字通り毛も爪も伸び放題。この写真でどこがどの部分なのか判別が難しいほどです。

見た通り、伸び切った毛が視界を遮り何も見えません。そのせいで歩くこともままならないのです。その毛皮の様子から分かる通り、かなりの長い月日をこのまま過ごして犬の体からは糞尿などの悪臭が漂い、駐車場に充満していたほどだったそうです。

ロバーツさんたちの施設の環境では手に負えないとの事で、より大きな動物シェルターで働くリック・チャボディさんに助けを求める事になりました。

チャボディさんも30年という長い間、動物の救助活動に携わってきましたがこれほどまでに酷い「ラサ・アプソ」は見た事がないそうです。

こうして両手で大きく持ち上げてやっとわかる全体像。一体どれほどまで重たかったことか。

そして、全身を覆う毛を刈る作業に入ります。

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