アメリカ政府が住民に通知なく設置したトラップによって1匹の犬が亡くなった悲しい事故

アメリカ政府が住民に通知なく設置したトラップによって1匹の犬が亡くなった悲しい事故

アイダホ州ポカテロの自宅近くで遊んでいた14歳の少年キャニオン・マンスフィールドくんと愛犬のケーシー。

キャニオンくんは、地面から何やらスプリンクラーのような突起物があるのを発見しそれに触れてみたのです。

すると突然オレンジ色のガスが噴き出しはじめ、キャニオンくんは驚いて飛び跳ねました。そしてケーシーを連れて逃げようとすると、ケーシーは地面に倒れ、その目はガラス玉のようになり口からは赤い泡を吹いていたと言います。

キャニオンくんは助けを求めて丘を下って走り、数分後に両親とケーシーの元へ戻ってみるとすでにケーシーは息絶えていたのです。

後に判明したのですが、彼らが触れたのはコヨーテなどを殺すことを目的に仕掛けられた「M44」と言うアメリカ政府承認のシアン化物トラップだったのです。

このような事故はこれが初めてではなく、2006年から2012年にかけて3400匹を超える動物が誤ってM44に触れ死亡しているそうです。そして問題なのは、ほとんどの人がこの装置の存在を知らないと言うことです。

M44の存在を知らされていなかったために起こってしまった悲しい事故。キャニオンくんの母親のテレサさんは、「自宅の裏庭で政府によって起こされたテロ行為のようなもの」と語っています。

– 出典 – boredpanda

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