ピザの配達途中に迷子犬を発見した男性が仕事をクビになること覚悟で犬を保護する

ピザデリバリーの仕事をするスティーブン・ドノバンさんはある日、車通りの激しい道の真ん中に1匹の犬がさまよっているのを発見しました。

「大通りを横切る姿を見てそのまま犬を見過ごすことはできず、保護するためにすぐに戻りました。」とドノバンさんは話します。

そして無事に犬を保護し車に乗せました。これで事故にあう心配はなくなりました。犬の首にはタグが付けられていて名前は「スニッカーズ」、家は発見した場所から数マイル離れた場所だと言うことがわかりました。

ドノバンさんはスニッカーズを家へ送りとどけることに決めたのですが、ピザの配達の途中だったのです。

すぐに配達場所へと車を走らせ、スニッカーズを車に残しピザを届けました。ピザを注文したお客さんには、遅れてしまった理由と急いで戻らなければならないことを説明しました。

ドノバンさんはこの件で上司とトラブルになる可能性があることは理解していましたが、スニッカーズを助けることが長期的に見てもっと重要であると判断したのです。「仕事を辞めさせられても犬を救うことを優先しなければならなかった」とドノバンさんは語りました。

そしてスニッカーズを家へ送りとどける途中、家に近づくにつれ自分がどこにいるのかを理解したのか尻尾を振って喜んだそうです。

家に到着するとスニッカーズの飼い主さんは最近引っ越したそうで、タグには古い住所が書かれていたことがわかったのです。自宅の隣人の方からそう教わり、飼い主さんと再会できるようスニッカーズを連れ新しい住まいへと連れて行くと言いました。

おそらくスニッカーズは新しい家を出て迷ってしまい、古い家へと戻ろうとしていたと考えられます。

幸いなことにスニッカーズはピザ配達の心優しい男性のおかげで安全が確保されたのでした。

– 出典 – thedodo