飼い主さんの知らない間に「トウモロコシの芯」を食べてしまった犬が命を落としてしまいました。
1人の女性が自身のFacebookに、不注意・知識の浅さを悔やみつつ、大切な愛犬と暮らす人々に同じ過ちを繰り返してほしくないと、その出来事を投稿しました。
ジョアン・パルマーさんという女性は、ある日愛犬「ソファー」の散歩に出かけました。
その時、畑を通ったそうですが、ジョアンさんが知らない間にソファーは食べてはいけないものを口にしたのです。それがトウモロコシの芯。
しかし、その時は何もしらずそのまま帰宅し、普通に生活を送っていたのですが、その散歩の日から1週間後にソファーが激しい嘔吐を繰り返しました。
ジョアンさんは夫とともに急いでソファーを獣医に診せに行きました。その段階で言われたのは「胃の中に異常があるようだ」ということ。
手術をする日程も決まり、準備も進められましたが、手術前に体調はさらに悪化。
出血をし始め、獣医らが最善を尽くすもそのままソファーは天国へと行ってしまったのです。
どうして大切な愛犬がこのような事になってしまったのか。ジョアンさん夫妻は多額のお金を費やし研究をしました。
そして、その結果。
そして明らかになった原因がトウモロコシの芯。
ジョアンさんはあの散歩の日、トウモロコシ畑を通ったことを思い出しました。おそらくソファーはその時にトウモロコシの芯を食べてしまっていたのだろうと。
トウモロコシの芯は食物繊維の塊。
犬の体では消化ができず、腸閉塞を起こすこともあるそうです。腸閉塞とは、簡単に言えば腸内で食物が滞り詰まった状態。
今回は腸閉塞になった事により重度の敗血症を引き起こしてしまいました。この事が明らかになるまでは、ずっと食中毒の一種だと考えていたそうです。
犬のトウモロコシの芯の誤飲は上位にランクインするほど多いようで、彼女も「この危険性を十分に理解していればソファーを畑に入れる事はなかった」とコメントをしています。
参照元:metro