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ティンティンの衰弱しきった体をみた獣医は24時間体制を組み、直ちに点滴を施します。様子を見ながら水分や餌も与えました。当時のティンティンを見て、腎不全を患っているのではないかと獣医は感じたと言います。
しかし、ティンティンの血液を検査した結果、腎不全ではなくダニによる軽症の血液寄生虫症を患っていた事が判明しました。
彼の命を脅かしていたのは、重大な病ではなく飢餓状態にある事でした。
ティンティンを診察した獣医は、おそらく飼い主が病院に置き去りにした段階で、すでに飢餓状態だった可能性があると考えています。
あれほどガリガリだったティンティンでしたが、2ヶ月後には体重は2倍に増え、人生を満喫する準備は整いました。
ティンティンは走り回って遊ぶのが大好きな活発な男の子へと生まれ変わり、おもちゃでとても楽しそうに遊ぶんでいるそうです。
「多くの人から注目を浴びるのが大好きで、あれほど酷い目にあったにもかかわらず、人間を100%信頼しているんです」とオーエン氏は語りました。
ティンティンは今、BARCによって救助された多くの犬たちを収容する「カングーペットリゾート」に一時的に住んでいます。
ペットリゾートではプールもあり、たくさんの友達と遊んだり泳いだりして毎日楽しく過ごしているそうです。
参照元:thedodo
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