ある日、2人の男性ハイカーがオーストラリアの山を散策していた時のこと。水辺に何やら動く物体を発見します。
よく見てみると、それは。
そこには犬がいたのです。
男性たちは少しずつ犬との距離を縮めていきました。警戒する犬だったならむやみに近づけないのと、人間慣れしているならすぐにでも助けてあげる必要があると考えたからです。
恐る恐る近づいてくる男性たを目の前に犬は逃げるそぶりは見せませんでした。
それどころか、人間慣れしていてとても人懐っこくすり寄ってきたのです。
すぐに人に飼われていた犬だという事は理解できました。
そして、男性たちはある決断をします。
男性たちはすでに疲れが溜まっていましたが、それでも犬と共に下山することを決めました。とはいっても犬を運ぶにはどうしよう。そこで、持っていた大きめのカバンに犬に入ってもらいました。
それを大きな枝で2人で担いて運ぶことにしたのです。
こうしてようやく車に到着すると、犬は満面の笑み。
男性たちは約40kgの犬を1時間かけ運びかなり疲れていましたが、この笑顔に癒された事でしょう。
その後、犬が「ホビー」という名前だったことが判明。実は3週間もの間、行方不明になっており飼い主はずっと探していたそうです。
山で偶然出会った男性2人のおかげで、こうしてホビーは奇跡的に飼い主さんと再会を果たしたのでした。
参照元:honesttopaws