トラック運転手であるダンさんは、ある日道路の脇に小さな野良犬がいることに気がつきました。
すぐに彼は車を幹線道路に止め、犬の身に何か悪いことが起きないようにと祈りながら、犬の元へと急ぎました。
ダンさんがその誰かに捨てられたと思われるジャック・ラッセル・テリア犬に近づくと、犬は吠え始め、助けを拒みました。
そして、何かを伝えようとするかのように、森の中へとダンさんを誘導し始めたのです。
そこで見つけたのは真っ白なペット用のうさぎ。茂みの下にひっそりと座って誰かの助けを待っていました。
うさぎを抱き上げると、犬はようやくダンさんの後をついて車の中に乗ってきました。
ダンさんは犬に「ハイウェイ」、うさぎには「インターステイト」と名付けました。
そして、ハイウェイとウンターテストのその後とは。
地元の救護団体が犬のハイウェイを引き取りましたが、うさぎの引き取りは拒んだ為、犬とうさぎの可愛いコンビはこれでお別れとなってしまいました。
犬のハイウェイはジョージア州のシェルターから無事に飼い主を見つけ引き取られ、うさぎのインターステイトは未だに、愛してくれる家族を待ち望んで日々過ごしています。
インターステイトが預けられている保護団体の代表者はこう述べています。
「犬のハイウェイとうさぎのインターステイトは、ずっと森の中でお互いを支え合って生きて来たのでしょう。どれくらいの長さそうしてきたかは、誰にもわかりません。うさぎのインターステイトは本当にラッキーです。犬のハイウェイに助けの手が差し伸べられた時、ハイウェイは自分だけが助かることを嫌がり、インターステイトの元まで人間を連れて行ったのですから!」
参照元:boredpanda