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「純血種」だからと繁殖目的で飼育され、老犬になったら飼育放棄された犬。その後、さらに酷い状況に

「純血種」だからと繁殖目的で飼育され、老犬になったら飼育放棄された犬。その後、さらに酷い状況に

アメリカ・ジョージア州で1匹のオーストラリアンシェパードが保護されました。名前は「デューク」。

デュークはひどい怪我を負っており、獣医はこれまでの経験上「これほどのひどい怪我で生き延びることができた子はあまりいない」と言われるほどでした。

一体なぜデュークはこんなことになってしまったのでしょうか。そこには悲しい事実がありました。

デュークはオーストラリアンシェパードの純血種でした。

飼っていた男は、はじめはデュークを一生懸命、世話をしていました。しかし、それは可愛さからではありません。その「純血種」を生かして繁殖させ、お金儲けに使うためだったのです。

そしてお金稼ぎに使いに使いデュークが9歳になった頃「年だからもう必要ない」と飼育放棄されたのです。

もともと愛着はなかったが、それまでは最低限必要とはされていました。しかし、完全にデュークを必要ないものとし、新たな子犬を飼い始めた男によって外に放たれ面倒も見てもらえなくなったデュークはある日、野生のブタに襲われてしまったのです。

恐ろしく強い力で背後から噛まれたデュークは重要。そして偶然にもまだ息をしているうちに、男に発見されました。

しかし、相手は血も心もない元飼い主。当然病院など連れていってくれることなどせず、そのまま保健所に連れて行き殺処分をお願いしたのです。

そして。デュークの現在は。

そして、偶然動物救済団体に保護されたデュークは、すぐさま病院の治療を受けたのです。

この状況から奇跡的にデュークは回復を遂げます。しかし、そのひどい傷は今も背中に残っているといいます。

そんなひどい扱いを受けてきたものの、その心優しく穏やかで、人に従順な性格は持って生まれた素晴らしいもので、変わることはありませんでした。

そんなデュークは今、施設での生活を送りながら、自分を心の底から愛してくれる新しい飼い主が来るのを待っているといいます。

参照元:lifewithdogs

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