アメリカ・フロリダ州の動物病院にあまりにも痛々しい姿で運ばれて来たピットブルミックス犬の「アビゲイル」。
まだ3歳の女の子のアビゲイルの顔は噛み付かれたり噛みちぎろうとされた痕があり、右耳は食いちぎられた状態でした。
その怪我たちは早急に獣医たちによって手術が行われたものの、当然すでに失われた右耳を元に戻すことはできず、アビゲイルは片耳のない生活を余儀なくされました。
縫合された右耳の炎症はすぐには収まりません。感染症も引き起こしており、引き続きのケアと、常に清潔にしておく必要がありました。
そのため、傷口を守るために保護施設のスタッフに帽子をプレゼントされたのでした。最初にもらったのはシンプルな黄色の帽子。
のちに、アビゲイルの存在がネットで広まっていくと、アビゲイルの元にはプレゼントが届くようになりました。
おやつ・おもちゃはもちろんですが、一番アビゲイルにとって宝物になったものが帽子の数々。
毎週のように届く世界中からのプレゼントに大喜びしているアビゲイル。
これからまだ耳の手術も控えており、引き続きケアする日々も続きますが、アビゲイルの表情は依然とは大違いです。
世界中の人に愛されるアビゲイルはきっと手術も乗り越え、素敵な里親と巡り会えることでしょう。
▼ 以前アビゲイルを紹介した記事はこちら
闘犬の噛ませ犬だった1匹の犬。右耳と顔の右半分が削ぎ落とされた状態で保護される
参照元:thedodo