Petfun | 動物やペットに関する情報サイト

クーラーボックスの中に入れられ道路脇に捨てられた9匹の子犬。健康に問題なく無事に全匹里親に引き取られる

クーラーボックスの中に入れられ道路脇に捨てられた9匹の子犬。健康に問題なく無事に全匹里親に引き取られる

アメリカ南部のテキサス州である日、道路脇にまだ使えそうなクーラーボックスを発見した女性は、車に入れて自宅まで持っていくことにしました。

クーラーボックスのフタを開けて女性は驚きました。中には9匹の子犬がいたのです。

クーラーボックスの構造は、発泡ウレタンなどの断熱材により暑い外気を遮断するようにできています。

それが幸いしたのか、子犬たちは暑い日差しから守られて、無事に生きていました。しかし、密閉性があるため明らかに空気の密度は薄くなっていたことでしょう。

女性はすぐに「サルファースプリングス動物管理局」に連絡を入れました。連絡を受けてスタッフのカリさんは「Vet Ranch」の獣医師とともに女性の家まで駆けつけます。

獣医は家に入ると、まだ子犬たちはクーラーボックスの中にいたそうです。

女性もどう対応したらいいのかわからなかったのでしょう。

そしてようやく。

ようやく、クーラーボックスから出された子犬たちは、何事もなかったかのように、そこらじゅうを喜んで走り回っています。

もし女性がクーラーボックスを拾っていなければ9匹の命は失われていたことでしょう。そしてジャーマンシェパードと思われる子犬たちの健康状態に問題はありませんでした。

子犬たちは動物保護団体「HCPA」に引き渡され、里親を募集することになります。

まだ何の予防接種も受けていないはずなので、早速子犬たちにはワクチンが打たれました。

「HCPA」ではたくさんの保護犬を引き取って里親に渡していますが、運営は寄付によって成り立っています。子犬たちが元気で育っていけるよう、たくさんの人たちから寄付が寄せられました。

そして、これだけ可愛い子犬たちですから、ホームページにアップするやいなや、ありがたいことに即座に里親が現れたのです。それも9匹全員に。

今回は無事に助かりましたが、どうしても飼育できない・飼えない場合はクーラーボックスの中に入れて捨てるのではなく、新しい飼い主を探す努力をして欲しいと強く思います。

参照元:thedodo

モバイルバージョンを終了