耐えきれない空腹のため、砂利を食べていた犬が保護され、無事に幸せを手に入れる

耐えきれない空腹のため、砂利を食べていた犬が保護され、無事に幸せを手に入れる

マチュール・トゥルノーさんとギョーム・ルフェーブルさんはカナダのバンクーバーをドライブ中に、犬のような動物を発見します。

コヨーテのようにも見えたのですが「もし犬であれば助けてあげたい」と考え、念のため車をUターンさせることにします。

自分たち以外の車は動物の存在に気がついていないのか、どんどんと通り過ぎて生きます。バンクーバーではアライグマやコヨーテなどの動物が頻繁に出没するため、あまり気にかけなかったのかもしれません。

・コヨーテ

1

近づいて見るとコヨーテではなくシベリアンハスキーであることがわかりました。メスのシベリアンハスキーはかろうじて立ってはいたものの、だいぶ衰弱しているようで彼らが近づいても逃げる気配はありません。

諦めたような表情で立ちすくむ犬の被毛は毛玉だらけで全身は泥で汚れて居ました。

2

車に置いてあったサンドイッチを差し出して見ると、怯えながらも彼らの手からサンドイッチを貪るように食べたのです。

彼らはすぐに動物保護団体「SPCA」に連絡を入れ、自分たちの車にシベリアンハスキーを乗せSPCAまで連れていきました。

4

2歳程度と推測されたメス犬の体重は15kg。成犬のメス犬であれば16kg〜24kg程度なので、少し痩せている程度だと思って居ました。

絡まった被毛を除去して見ると、あばら骨がくっきりを浮き出ておりまさに骨と皮だけの状態だったのです。

多くの車が通り過ぎていく中、偶然にも2人の目に留まったことで一命をこの犬のことを、のちにSPCAのスタッフのドゥリーバーさんはこう語ります。

「SPCAで働いてきた34年間、この保護犬のように骨と皮だけになった犬はいましたが、生きているケースはありませんでした。この犬がこんな状態で生きていたのは驚くべきことです。」

そして、調べていくと驚くことが判明します。

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