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交通事故に遭いパニックを起こしそのまま迷子になった犬。マイクロチップの情報で無事に飼い主と再開

交通事故に遭いパニックを起こしそのまま迷子になった犬。マイクロチップの情報で無事に飼い主と再開

ある日、女性がドライブ中に駐車してある車の下に犬が隠れていることに気づき、動物保護団体の「Hope for Paws」に救助要請を入れました。

スタッフが現場に到着すると、小型犬が車の下に体を震わせながら隠れていたのです。

まず、犬を安心させようとエサや水を置いてみます。念のためチーズバーガーも用意しました。

そして周囲は車の往来が多く危険なため、慎重に保護しなければなりません。安全を期して車の周囲をフェンスとネットで囲みます。

スタッフは車の下に体を潜らせ。犬の頭を撫でます。犬は人間を怖がっている様子はありませんでしたが、どこか悲しげな表情をしていました。

スタッフのリードに怯えることなく、ようやく無事に車の下から救出できたのです。

メスの保護犬には首輪が付いていないものの、男性がスタッフが自分んお腹を叩いて「おいで!」と話しかけると、少し遠慮しがちに左足を膝に乗せ、さらには顎まで乗せてきたのです。

女性スタッフは「この子はあなたのことを気に入っているのね。」と安堵し穏やかな雰囲気に犬も安心したのかあくびまで見せてくれました。

犬の体は車の油で汚れていましたが、ノミやダニはついておらず怪我もありませんでした。この時はまだ、この犬が恐ろしい経験をしたことを知る由もありませんでした。

スタフあ車から取り出したマイクロチップリーダーを保護犬の体にあててみました。すると、この犬にはマイクロチップが埋め込まれていたのです。

リーダーのデータから、こに犬の飼い主はデイブさんだとすぐにわかりました。そして連絡を入れてみることにしたのです。

保護されたことを聞いたデイブさんは、この犬の名前は「ルナ」で4日前に行方不明になってしまったことを伝えます。

ルナが迷子になったのは交通事故が原因でした。デイブさんがルナと兄弟犬を連れて横断歩道を渡っていたところに、猛スピードで走ってきた車が突っ込んできたのです。

それが原因で悲しいことに兄弟犬は大怪我を負ってしまいました。そして幸いにもルナは無事でしたが、目の前で起きた惨事にパニックを起こし首輪を抜いてその場からいなくなってしまったのです。

動物保護団体から連絡が入ったのはデイブさんが昼夜ルナの行方を捜していた矢先でした。

一通り事情を確認したスタッフは、念のためルナの身体に異常がないか動物病院で診察をしてから引き渡すと伝えました。

そしていよいよ再開の時。

デイブさは大急ぎで病院に駆けつけます。ルナを抱えたスタッフが診察室の扉を開けるとそこには大好きなデイブさん。

ルナは一瞬立ち止まった後、猛烈な勢いで尻尾を振りながらデイブさんの元へと駆け寄ります。4日間会えなかった時間を埋めるように再開を噛みしめる2人。

こうして無事に飼い主の元へと戻ったルナ。

散歩中には何が起こるかわかりません。急な音に驚き、パニックになる事もあるのでリードは必ず装着し、飼い主がしっかり愛犬の安全を守らなければならないと改めて感じさせられます。

参照元:youtube

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