口と足を絶縁テープで縛られ捨てられた犬が保護され、その後多くの動物たちを救う役割を果たす

口と足を絶縁テープで縛られ捨てられた犬が保護され、その後多くの動物たちを救う役割を果たす

2015年の12月にカナダ・オンタリオ州で口と足を絶縁テープで縛られ動く事も吠える事もできなくされた1匹の犬が畑に横たわっているところを発見されました。

もともとこの犬を手放したかった元飼い主は、マイケル・ヒルと名乗る男性にこの犬を託しました。理由は、ヒルが「この犬をアニマル・シェルターに連れて行く」と申し出てくれたからだそうです。

そして元飼い主はヒルにこの犬を託すとともに「シェルターの引き取り料」として$60(約6,000円)を支払いました。

しかし、ヒルは嘘をついていたのです。

最初からそんお金を自分のものにすることが目的だったので、犬が自然に死ぬようにとこのような形で畑に放置したのです。


その後、ヒルは逮捕され、2年の実刑判決を言い渡され、この犬は慈善事業団体「ウィンザー/エセックス郡ヒューマンソサエティ」によって保護されました。

そして団体は、この犬に「ジャスティス(正義)」という名前をつけます。

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保護された当初、ジャスティスは絶縁テープを取り除いても、ほとんど呼吸ができない状態でした。それに加えきつく縛られた足もテープを外してもうまく歩けない状態が続いていました。

ジャスティスが回復したのは、保護されてから数ヶ月経ってからのことでした。

しかし、絶縁テープが何重にもきつく巻かれていた鼻周りは皮膚は剥げ落ちたままの状態。大きな傷跡が残りました。

そしてそんなジャスティスに嬉しい出来事が。

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