知識のないブリーダーの犠牲に!半分しか脳を持たず生まれた子犬と脚を切断した母犬

知識のないブリーダーの犠牲に!半分しか脳を持たず生まれた子犬と脚を切断した母犬

道端へ捨てられた母犬ペギーと6週齢になる子犬のピップ。幸いなことに2匹はイギリスの地元の動物虐待防止協会によって保護されました。救助にあたったスタッフは子犬の失明の原因となった脳内の血液の流れの検査をしている際に衝撃的な発見をしました。

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MRIでの検査の結果、視神経が開発されておらず、物を見るために必要な脳の一部が欠落していることが明らかになったのです。検査にあたった神経科のチームも、このようなことは初めてだと話しています。ピップは生涯薬、点眼薬や定期的な検診が必要になるとのこと。

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獣医師の話によると、ピップのような子が産まれるのはブリーダーの繁殖方法に問題があるそうです。より美しい毛並みを持った子犬をつくるための遺伝子操作にメルル遺伝子というものがあるそうです。良い結果を生むケースもあれば、時にはピップのように傷害のある遺伝子が運ばれ健康上の問題を抱えた子供が生まれてしまうこともあるのだそうです。

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そしてピップの母親であるペギーも自身の問題を抱えていました。ペギーは左後脚の下部が欠落しており、獣医学や外科的治療が必要になるとのこと。獣医師の話ではペギーの外傷の結果は故意に引き起こされたものではないかと話しています。

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2匹の最悪の事態は免れました。現在は里親探しが始まるまでの間、動物虐待防止協会によって安全な場所で過ごしています。完全な回復に向けてはまだ手術が必要になるとのこと。動物虐待防止協会では現在2匹を救うための募金活動を行っています。また、ペギーとピップを捨てた人の情報も集めているそうです。

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またも起きてしまったこのような悲しい出来事。無責任なブリーダーによって被害を受けるのは罪のない動物たちです。

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– 出典 – thedodo

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