引っ越しでいらなくなった家具と一緒に捨てられた犬が飼い主の帰りを待ち続ける

飼い主は、どんな理由があるにせよ一度預かった大切な命を途中で放棄するようなことはあってはいけません。考えれば当たり前で簡単なことのようですが、それでも多くの犬や猫、ペットたちが捨てられてしまう現状。

そんな中、アメリカ、ミシガン州のデトロイトの路上で、古いマットレスや枕、壊れた家具と一緒に発見された1匹のピットブル「ブー」。

飼い主がデトロイトから引っ越しをする際に、ブーは家具と一緒に捨てられてしまったそうです。それを知った隣の家の人がブーを心配し、食べ物や水などを用意してくれたのです。

それからしばらくして、動物保護団体に要請があり、代表のマイク・ディーゼルさんがブーを保護するために現場を訪れました。

ブーはいつもの場所で忠実に飼い主の帰りを待ち続けていたと言います。ディーゼルさんはブーが心を開いてくれるようゆっくりと時間をかけて出来る限りのことをしたそうです。そして無事ブーを保護することに成功しました。

ブーはディーゼルが自分のことを傷つける人間ではないことを理解していたのです。

ブーはとても忠実な犬であると同時に、とてもフレンドリーで誰とでもすぐに仲良くなれる性格であることがわかりました。現在は、ブーの新しい飼い主さん探しが始められているそうです。

– 出典 – boredpanda