近親交配により前脚を持たずに生まれた2匹のチワワ「カンガ」と「ルー」

テレーズさんと夫のドクさんは、16年間一緒に暮らしてきた愛犬を腎不全により亡くしました。それからしばらくの間悲しみにくれ、再び犬を飼うことなど出来ないと思っていたそうです。しかし、2匹のチワワ「カンガ」と「ルー」に出会ってそれは一変しました。

カンガとルーは、ブリーダーが近親交配させた結果、前脚を持たずに生まれた兄と妹のペアだったのです。ジョージア州のレスキューグループの話では、約1年は2匹のお世話をしようとしたブリーダーでしたが、続けることが難しく2匹を放棄することに決めたのです。

数ヶ月間は養護施設で過ごし、その間も多くの譲渡会に参加しましたが新しい飼い主さんは見つかりませんでした。それからしばらくして、テレーズさん夫妻がカンガとルーについての記事をオンラインで見たことがきっかけで運命の出会いを果たしたのでした。

現在5歳となった2匹は後脚で飛び跳ねたり、また専用の車椅子も乗りこなして元気に成長しているそうです。

– 出典 – thedodo