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隣人の通報で心優しい犬が警察に拉致され殺処分されることに。飼い主の必死の行動により無事に救われる

隣人に通報で心優しい犬が警察に拉致され殺処分されることに。飼い主の必死の行動により無事に救われる

北アイルランドに住むピットブルタイプの犬が警察に突然拉致され家族から引き離されるという事が発生しました。

その犬の名前は「ハンク」。家族と共に穏やかに暮らしていたハンクですが、家族がいない間に警察に捕まってしまったのです。そして、拉致されたハンクは警察から殺処分宣告されてしまうのです。

人間を攻撃したことのない犬が突然殺されてしまうなんてころが許されるはずがありません。しかし、北アイルランドでは闘犬タイプの犬は毛嫌いされる傾向にあり、ハンクが人間に危害を加えた事がないにもかかわらず、闘犬が嫌いな隣人によって警察に通報されてしまったのです。

ハンクの飼い主であるレオナルドさんは「私の父がハンクを散歩に連れて行こうとハンクの名前を呼んだときすでに彼はいませんでした」と話します。

2年前にまだ子犬だったハンクはレオナルドさんの家に家族として迎え入れられました。穏やかな性格のハンク。1日のほとんどをのんびりと過ごし少しだけ遊ぶような幸せな毎日を送っていました。そして、マイクロチップも去勢手術も済ませてあるハンク。

それにも関わらず拉致されてしまったハンク。レオナルドさんはハンクがどこにいるかも、会う事ができるのかさえ分かりません。そしてハルクは皮膚病を患っており薬が必要なため、レオナルドさんはとても心配していました。

犬の監視員からハルクを保護していると連絡があったレオナルドさん。そして、

そして、その監視員から殺処分になると宣告されます。レオナルドさんは犬に会う事ができないか監視員に問い詰めます。監視員はレオナルドさんに「犬を生きて取り戻す可能性が高い方法は署名を集め裁判を行い戦うしかない」とアドバイスしたのです。

レオナルドさんはすぐに嘆願書の署名活動のためFacebookページを立ち上げ、さらに控訴費用を集めるため募金活動も始めたのです。

嘆願書の署名に多くの市民が共感し、協力してくれました。最終的に集まった署名は30万人。そしてようやく募金によって控訴費用も準備する事ができたレオナルドさん。

ハンクの裁判は世間の注目を集めました。そして裁判所はハンクに有利な判決を下したのです。しかし、ハンクが警察に捕まっている間は、まだハンクに銃口が向けられているのと同じでいつ殺されてもおかしくない状況なのです。

レオナルドさんはハンクが殺されないようにとハンクに特別な保険をかける必要があると考えます。そこで信頼できる保険会社となんとか契約する事ができたレオナルドさん。

このことによってハンクはようやくレオナルドさんのところに戻ることになったのです。
そして愛犬との待ちに待った再会の日。

愛犬との再会の日。レオナルドさんはその日、午後1時にはハンクを迎えるための用意ができていました。ハンクが保護されている場所からレオナルドさんのところまでおよそ2時間。

ようやくハンクとレオナルドさんが再開できたのは午後4時。レオナルドさん一家と再開できた喜びを全身で現すはるく。

見た目や犬種によって凶暴だと決めつけられる差別。心優しいハンクは一家と引き離されとても怖い思いに傷ついたに違いありません。飼い主であるレオナルドさんの努力とそれに賛同してくれた人たちのおかげで無事に再開できて本当によかったです。

参照元:lifewithdogs

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