お墓に穴を掘りうずくまり長時間、水も餌も口にしていない様子の1匹の犬。その理由とは

お墓に穴を掘りうずくまり長時間、水も餌も口にしていない様子の1匹の犬。その理由とは

2015年4月にセルビアの首都ベオグラードの住人から動物保護活動かのヴェスナ・ミハイロスキさんに「野良犬がお墓に住み着いている」と連絡が入りました。

現場に着くとお墓の土を掘り返し、その穴に1匹の野良犬がうずくまっていたのです。

何かを守っているかのように感じたヴェスナさんは静かに穴の中を覗き込んでみると、その穴から微かに聞こえる小さな鳴き声。この野良犬は、お墓の土を掘りそこで出産をし、子育てをしていたのです。

当時のベオグラードの気温は最高気温18度、最低気温8度程度。

生まれたばかりの赤ちゃんの体温は34度と低く体温調整の能力もまだ育っていたいので32度前後の保温が必要と言われています。また、目が開く2週間ぐらいまでは薄着らう環境で育てるのが最適と言われています。

この野良犬は本能的に「雨風しのげて薄暗く安全な場所」を探しこのお墓の下を選んだのでしょう。

しかし、いくら穴の中が安全とはいえ、このままではいつお墓が倒れてしまうかわからない状況。ヴェスナさんはすぐにこの親子を穴から救出し、連れて帰ることに。

母犬は長時間水も餌も口にしていなかった様子。ヴェスナさんの手からドッグフードを勢い良く食べ始めます。

そして無事に保護された親子。子犬もすくすくと育ち大きくなったら里親を探す予定だそうです。

参照元:Facebook

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