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余命数日と宣告された犬が飼い主と冒険に!そこで起きた奇跡とは

余命数日と宣告された犬が飼い主と冒険に!そこで起きた奇跡とは

アメリカのニューヨーク州に住むトーマス・ニール・ロドリゲスさんとその愛犬のポーは暮らしていました。

15歳であるポーの体は腎不全と治療できない2つの大きな腫瘍に蝕まれていました。そして、2015年の2月に獣医から「残された余命は数日だと思われます。」と告げられます。

1999年に訪れたニューヨークのシェルターでポーと出会いました。その当時ポーは生後8週間の子犬。その日からずっと一緒に暮らしてきた長い時間が消えかけようとしていたのです。

ちょうどその頃、ロドリゲスさんは婚約者とともに、全米35都市を車で横断する計画を立てていました。

ポーはもともと遊ぶのが大好きで、いろんなことに興味津々。

愛犬の余命を受け、計画を中止することもできましたが、ポーらしい最期の時間を過ごさせてあげたいと一緒に横断することを決意。

そしてついに、旅に出たのです。

ロドリゲスさんが予想した通り、この冒険に大喜びのポー。旅先で見る初めての景色は、ポーの心を癒し、体を治す薬となっていったのです。

アマゾンでは、宇宙人や大仏。ニューオーリンズでは馬と出会い多くを体験したポー。そして気づけば1ヶ月半が過ぎ約19000kmもの距離を冒険していました。

そしてようやく自分の故郷であるニューヨークへと戻ったポー。

余命数日と言われたポーにインスタグラムで「まるで魔法じゃないか。」「信じられない!」といった多くのコメントが寄せられました。

病気の犬を外に連れ出すのはダメ!など様々な意見はあるとは思いますが、悲しくしんみりと最期を迎えるより、ポーらしく迎えさせてあげたいと考えた飼い主さんとポーが起こした奇跡なのかもしれません。

参照元:dailymail

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