依然として中国で開催されている犬肉祭。犬肉祭では10日間のうちに約10,000匹の犬が殺されるとされています。この現状をどうにか変えることは出来ないかと、アメリカの活動家マルク・チンさんは、食肉処理場から犬を保護することによって、それに終止符を打つことを試みています。
これまでチンさんは、他の動物愛好家たちと一緒にすでに1,000匹以上の犬を救ってきました。
時には、犬を救うために自ら購入することも。
この残酷な活動を停止させるために食肉処理場の所有者の説得をし、それに変わる新しい仕事の紹介や、仕事を開始するための資金の援助もしてきたそうです。
中国の中でも楡林犬肉祭を反対し、この想像を絶する残酷な行為に対し抗議をする人々も増えてきているとのこと。
こうした活動によって、以前よりも殺される犬の数は減少しているそうです。
「この流血の長いトンネルにも終わりの光が見えつつある」と、動物愛護協会のウェンディさんは話します。
– 出典 – boredpanda