長い間、目の見えない「グレン」に寄り添い、支え続けてきた「バズ」

イギリスのハートルプールにて、2匹の犬が保護されました。
1匹はジャックラッセル・テリアの「グレン」。もう1匹はスタッフォードシャー・ブル・テリアの「バズ」。

グレンは保護されたときにはすでに目が見えない状態でした。そんなグレンに優しく寄り添うバズ。

発見された場所の近くにあった動物保護施設「Stray Aid」に連れてこられた2匹。

この2匹がこれまで、どこでどのように暮らしてきたかは誰もわかりません。

唯一わかるのは、彼らの年齢が9~10歳ほどで、これまで長い間支え合って暮らしてきたこと。

バズはグレンの目が見えないことがわかっているように、目の見えないグレンに気を遣い、施設での身の回りのお世話をこなしています。

ごはんの時間になるとバズはグレンをご飯入れの場所まで導き、夜になるとベットまで連れていきます。まるでバズがグレンの目の代わりになっているように。

2匹は誰にも引き離せないほど強い絆で結ばれているようにグレンはバズを信頼し、いつもついて回っていました。そんな2匹の里親を探すため、施設では2匹を引き離そうと試みました。

しかし、無理に引き離そうとすると彼らは目に見えて元気がなくなってしまいます。

そんな2匹を思って施設は彼らが離れ離れにならないように、2匹一緒に引き取ってくれる里親を募集することを決断をします。

里親募集を始めて約3週間後、2匹の話を聞きつけた多くの方から問い合わせが。施設の選考を経て、ようやく2匹の里親が決まりました。

これからも2匹一緒で、グレンはバズを頼って、バズは新しい飼い主さんに甘えながら暮らしていることでしょう。

参照元：boredpanda