熊本の震災と時を同じくして南米のエクアドルでもマグニチュード7.8の巨大地震がありました。地震で亡くなった人たちは600人以上。多くの犠牲者を出した中、地元の人たちが行方不明者を捜索していると、瓦礫の中から子犬の鳴き声が。動物保護施設へと連絡を入れ救助を求めました。
すぐに救助隊が到着し、子犬の存在を確認すると、コンクリートの瓦礫が取り除かれていきました。
– 出典 – Ministerio Interior Ecuador
瓦礫の中から発見された子犬は生後2週間程度。子犬のすぐ隣では母犬が亡くなっていたそうです。救出にあたったダーウィンの獣医たちはとても驚きました。大勢の人たちが亡くなった中、小さな命が生き延びたのは奇跡。子犬には水が与えられすぐに避難所へと連れて行かれたそうです。
子犬はエスペランサ(希望)と命名され、この勇敢な小さな命は、地域のすべての人たちに希望をもたらしました。
– 出典 – Ministerio Interior Ecuador
地震被災地はまだ断水、停電が続いているところもあり復旧までにはまだ時間がかかるとのこと。そんな中、ダーウィン動物病院の獣医たちは負傷した動物たちの世話をされています。
– 出典 – Ministerio Interior Ecuador
可能な限り最善の注意を払い、必要に応じて手術なども行っているとのこと。サルやカメ、およびケイマン諸島を含むすべての生き物の救助に全力を尽くしています。
– 出典 – barkpost