▼ 過去に多くシェアされた記事
現在に至るまで、動物の能力や心理について世界中でさまざまな研究がされています。
そこで今回は、猫にも関係がある、猫の知能と気持ちの研究結果について、ご紹介します。
猫は気ままな行動パターンから研究の対象になりづらいとされていますが、それでも猫の知能を調べようと、古くからさまざまな研究が行われてきました。
19世紀にアメリカで行われた研究があります。それは、内側に留め金のついた小さなハウスに猫を入れて、留め金を外して出られるかを観察するもの。
最初は、偶然中で動くうちに留め金が外れて外に出ることに成功。やがてハウスに出入りする行動を繰り返させるうちに、ついに猫は留め金を外すコツを習得し、ハウスから素早く出られるようになったそうです。
この結果から猫にも学習能力があることが証明されています。
愛猫と、もし会話できたら…と願う飼い主さんもいることでしょう。
じつは、過去に、人と同じように育てたチンパンジーに手話を教え、研究をした例がいくつかあったそうです。
結果、残念ながら会話のキャッチボールは難しいというものでした。かりに動物が話したとしても、「〜して欲しい」や「お腹すいた」のような要求の言葉がほとんどのようです。
チンパンジーと猫は気ままに見える行動パターンが似ていることから、猫にもあてはまります。
もしも会話ができたらおねだりばかりされて大変かもしれませんね。
人のように、動物も不公平に扱われることを嫌がることがアメリカの研究で明らかになっています。
その研究は、2匹のサルのうち、1匹にはいつもの食事のキュウリを、もう1匹には大好物のブドウを与えて反応を見るというものです。
このときキュウリをもらったサルは、隣のサルがブドウをもらったのを見て、キュウリを返してブドウを要求したようです。
動物心理学の見地から、猫も同様の反応をすると考えられます。複数飼いの猫の飼い主さんは心当たりがあると思いますが、気にしていないようで猫にも少なからず不公平と思う感情があるのかもしれませんね。
いかがでしたか?猫はやっぱり頭のいい動物なんですね。不公平だったり嫉妬などさせないように飼い主さんはぜひ愛情たっぷり注いであげてください。
いいね を押して
最新情報をいち早く受け取ろう!!
コメントを残す