誰が見ても衰弱しきって骨と皮だけだった子猫。保護されわずか3ヶ月後に見せた美しい姿とは。

誰が見ても衰弱しきって骨と皮だけだった子猫。保護されわずか3ヶ月後に見せた美しい姿とは。

カナダ・ケベック州に住むデイビー・ギャラントさんは、息子のトビーくんとともに車で家に向かっている途中、1匹の猫を見つけました。

辺りは家も数件しかなく、交通量もまばら。

骨と皮だけになるまで痩せてしまった子猫は、初めこそ道路沿いの背の高い草の間から顔を出し、じっと立ち尽くしていましたが…

彼らが様子を眺めているうちに駆け寄ってきて、撫でて欲しそうに甘えてきたそうです。

実はこれまでにも、路頭に迷った犬や猫を助けてきた経験があったデイビーさん。

14年間一緒に暮らして亡くなった先代の猫も、もともとは同じ場所で発見した捨て猫でした。

自分たちを受け入れる子猫の姿に、デイビーさんとトビーくんは、家に連れて帰ることを決めます。

バーレイと名付けられたこの猫は、よほど長い間まともな食事を取っていなかったのか、食べ物を上手に飲み込むことができません。

デイビーさんたちは、ごはんを水に濡らし軟らかくして、何とか飢え死にしないようにと懸命の看護を続けます。

温かいお風呂に入れてきれいに身体を洗い、それでも体にくっついていたノミは、1匹ずつピンセットで摘まみ取ってやりました。

何より…食事や衛生面だけでなく、愛情にも飢えていたバーレイ。

どんなときでも誰かの膝の上に乗りたがり、1人になるのを嫌がります。

その仕草や体のサイズから、当初は3カ月ぐらいの赤ちゃん猫かと思われていたものの…獣医に連れて行くと、歯の状態から少なくとも6~7カ月だということが判明。

デイビーさんは、バーレイがそれまで強いられてきた過酷な生活に思いを馳せながら語りました。

「ずっと栄養失調だったんだ。小さな子猫の大きさしかなかったから、本当に信じられなかった。」

そして、出会いから3カ月。

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