飢えと寒さでボロボロの状態になっていた野良猫。多くの人の手で、人を信じるようになり本来の輝きを取り戻す。

飢えと寒さでボロボロの状態になっていた野良猫。多くの人の手で、人を信じるようになり本来の輝きを取り戻す。

ある日、カナダのモントリオールに住むマリー・イブさんが、自宅近くで助けが必要な猫を見つけました。

猫は全身の毛がボロボロで、痛みに表情を曇らせていたそうです。猫の悲しそうな瞳は、マリーさんの心を強く揺さぶりました。

マリーさんは7月の中旬に、猫を救出する計画を実行しました。しかし猫を捕まえることは、想像していたよりもはるかに困難なものだったのです。

長い間野良として生きてきた猫は、とても警戒心が強く、人間や捕獲器に決して近づこうとしませんでした。

しかし3週間後、飢えがピークに達した猫は、ご飯を求めて、ついに捕獲器の中へと入っていきました。マリーさんはようやく猫を保護することができ、ほっと胸を撫で下ろしたそうです。

マリーさんは猫を獣医さんのところに連れて行き、治療をしてもらいました。また、ひどく絡まっていた全身の毛を短く刈ってもらったそうです。

そして、その後。

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