先月のこと、サウスカロライナ州コロンビア警察署に、1匹の野良の子猫が迷い込んできました。子猫はとても人懐っこい性格で、警察署の署員達はすぐに子猫と仲良くなったそうです。
子猫は署内を探索した後、署員達の足にすり寄ってきました。そして、デスクワークの手伝いをするために、デスクの上に登ってきたのです。
警察署はSNSにこう書き込みました。
「子猫は署内に入ってきて、私達に話しかけてきました。もしかすると子猫は、署内に犬の写真のポスターがたくさん貼られていましたが猫の写真がなかったため、抗議しに来たのかもしれません」
署員達は愛らしい子猫に「キングスリー」と名づけました。
キングスリーは様々な部署に忍び込んで、次々とみんなの心をとりこにしていきました。そして、軽々とテーブルの上に飛び乗って、署員と一緒に自撮りすることに決めたのです。
キングスリーは署員の肩に手を置き、慣れた感じでカメラを見上げました。こうして撮られた写真は、完璧な一枚に仕上がったのです。
そして、その後。
その後、署員達はキングスリーを動物病院に連れて行きましたが、マイクロチップを見つけることはできませんでした。
また、誰も飼い主だという人が現れなかったため、動物好きのブランドン・モンゴメリー巡査が家族に迎えたいと申し出たそうです。
こうして警察署に入ってきたキングスリーは、無事に新しい家を見つけることができ、安心して暮らせる幸せな場所を見つけたのです。
参照元:facebook