ある日のこと、アンドリューさんと妻のケイトさんが家の外から助けを求める子猫の声を聞きました。すぐに家を出ると、家の外の茂みの中にガリガリにやせ細った1匹の子猫を見つけたのです。
すぐに子猫を保護した夫婦は、子猫に食べ物を食べさせ、温かい寝床を用意しました。
実はケイトさんは3日前にも家の外で子猫の声を聞いていました。しかし、その時は残念ながら子猫を見つけることができなかったそうです。
それから3日間、この子猫はずっとご飯を食べられずにいたのです。
温かい家の中でお腹がいっぱいになった子猫は、すぐに新しい環境に慣れ、幸せそうに眠りにつきました。
そして翌日。夫婦は子猫を獣医のところに連れて行くことにします。
翌朝、獣医さんのところへ子猫を連れて行くと、生後4〜6週目だということが分かりました。
さらにマイクロチップがないかを調べてもらいましたが、見つからなかったそうです。子猫が野良猫だと分かった夫婦は、子猫を正式に家族に迎えることにしました。
この子猫は普通の猫とは少し違う特徴を持っていました。それは多指症のため指が1本多く、足がとても大きかったことです。
そのため子猫は自分の前足を枕代わりにして眠ることが多かったそうです。
まるで人間の手のような子猫の足を、飼い主さん夫婦はとても気に入っているそうです。
元々この家には犬が住んでいたのですが、子猫とはとても気が合ったようで、今ではすっかり兄弟のような関係になりました。
すっかり元気になった子猫は、ご飯をいっぱい食べて日々成長しています。
飼い主さんの膝や足の上が指定席。
今ではすっかりと暖かい家の環境にも慣れて兄弟ができた子猫。優しい家族に囲まれてすくすくと成長していくことでしょう。
参照元:lovemeow