ある病院のスタッフが外で苦しそうに鳴く猫の声を耳にしました。
すると病院の入口に1匹の猫を発見。その大きなおなかを見て、妊娠していることを悟ったスタッフは、安全な出産場所を探していたんだな、と思い院内に招き入れたのです。
しかし彼女が求めていたのは出産場所ではありませんでした。
出産がうまくいかず痛みに耐えかね困り果てた末、助けてもらいたい一心でここにやってきていたのです。
この猫は、心優しいスタッフに院内に入れてもらってからも、「助けて!おなかの子が大変なの!」と鳴きながら必死に訴えていました。
猫の異変を察知したスタッフはついに難産に気付き、そこで大急ぎで動物病院に彼女を搬送しました。
動物病院に到着した彼女は、診断で自然分娩には多くの問題を抱えていることがわかりました。
そして、その後。
そして、すぐさま獣医は帝王切開にとりかかりました。
幸いなことに手術は順調に進み、頑張った彼女はようやく健康な4匹の子猫の母になったのです。
手術後の母猫と子猫。
母親も出産に耐え、徐々に元気を取り戻していきました。母子たちはすべて保護され、施設では彼らを家族に迎えてくれる家庭を募集しているといいます。
参照元cheezburger