兄弟が死んでいくなか、必死で生き延びた子猫。一人の女性によって閉ざされた心が溶けていく瞬間とその後。

兄弟が死んでいくなか、必死で生き延びた子猫。一人の女性によって閉ざされた心が溶けていく瞬間とその後。

写真に写る子猫(当時生後8週間)は、以前アメリカ・バージニア州の山奥で発見され、その後動物愛護団体に所属するマーニーさんという女性によって保護されました。

発見時、子猫の周りには兄弟姉妹と思われる数匹の子猫の姿もありましたが、その子猫達は既に亡くなっていたそうです。

唯一の生き残りである子猫も、すぐに処置が必要なほどやせ細り、瀕死の状態だったといいます。

子猫はその後動物病院で処置を受けた結果一命を取り留めることが出来ましたが、心には深い傷を負っており、周りのものや人間を警戒している様子でした。

どうやら、子猫は長い間ひとりぼっちで生きてきたため、誰かに愛されるという事を知らなかったようです。

マーニーさんはこう話します。

「子猫は保護されてから数日間金切り声を上げ、私たちを威嚇し続けました。どうやら、彼はそれまで愛というものを知らずに生きてきたため、私たちとどう接すればよいのか分からなかったようです。」

保護されてから数日間、マーニーさんや周りの人々を威嚇し、餌にも手を付けようとしなかった子猫。

しかし、その後もマーニーさんが愛情を持って接し続けた結果、奇跡は起こりました。

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