アメリカ・ノースカロライナ州に暮らし運輸省の水中検査官であるニューマンさんは、その日「橋から投げ捨てられた汚れた袋がある」との通報を受け、ボートを出し仲間たちとその袋の捜索に出ました。
そして、捜索中に袋とは違うものを発見。それが、こちら。
それは、幼い子猫が必死になって泳いているところだったのです。
ニューマンさんらは急いで子猫を川から救出し、毛布で包んであげました。そして、乾かしながら動物病院に連れて行ってあげたのです。
全く別件の通報ではあったものの、その通報がなければ子猫を保護することは出来なかったことは明らか。まさに奇跡のタイミングだったのです。
その後、動物病院でも大きな異常は見当たらず、そのままニューマンさんの家族となりました。
子猫の名前は「ブリッガー・キャットフィッシュ・ニューマン」と名付けられ、ブリッガー=Bridgerは橋を渡っていたから、キャットフィッシュ=Catfishは猫だけど魚のように泳いでいたから、というとてもストレートな名前。
そして、その後のブリッガーの様子はというと。
その後、すっかりと元気になったブリッガーは家の中でやんちゃに遊びまわる子猫になりました。
ニューマンさんの家には先住猫が住んでおり、お姉さんとしてとても慕っているそうです。
もし、ニューマンさんらが袋の捜索に出ていなければ助からなかったブリッガーの命。そして、ブリッガーはどれほどの時間泳いでいたのでしょう。長い時間、小さい身体で恐怖と闘ったに違いありません。
こうして奇跡的に無事に救出され、幸せを手に入れられたブリッガー。これからは優しいお姉さん猫とニューマンさん家族と穏やかに暮らすことでしょう。
参照元:lifewithcats