Petfun | 動物やペットに関する情報サイト

両目を失い、飼い主に捨てられた猫。絶望の淵にいた猫を救ったのは心優しい夫妻と1匹の猫だった。

両目を失い、飼い主に捨てられた猫。絶望の淵にいた猫を救ったのは心優しい夫妻と1匹の猫だった。

アメリカで暮らすアンさん・ マルキータさん夫婦は約2年ほど前に地元のシェルターで保護されていた1匹の猫を引き取りました。

その猫の写真がこちら。

「マーチン」と名づけられた彼は、見ての通り両目がありません。

シェルターのスタッフ曰く、彼は目の感染症が原因で以前の飼い主に捨てられ、その後、長い間放置されたため、両目を失う結果になってしまったそうです。

飼い主に捨てられ、更に両目を失う辛い経験をしたマーチン。

しかし、その後、彼には運命が変わるきっかけとなるひとつの出会いが待っていました。それは後に親友となる猫「ピンカートン」との出会いです。

「マーチンには心の支えとなる親友の支えが必要」と考えた夫妻は、初めに当時14歳の先住猫「ミス・キティ」をマーチンに紹介しました。しかし、キティはマーチンを嫌い、彼がそばにいると牙を向いて威嚇を続けました。

そこで夫妻はマーチンと相性が合う猫を探すため、マーチンを連れて再び地元のシェルターに足を運んだのです。

シェルターに居た猫の多くはマーチンの事を気にもとめませんでしたが、中に1匹だけマーチンに興味を示し積極的にマーチンの側に近寄ってきた猫が居ました。

その猫こそが、ピンカートンだったのです。

そして、その後のマーチンとピーカンは。

ピンカートンとマーチンの相性の良さを見て運命を感じた夫妻は、その日のうちの手続きを済ませ、ピンカートンを新たに家族として迎え入れました。

すると、ピンカートンとマーチンは自宅に到着した後もお互いの側を離れようとせず、それ以来毎日行動を共にするようになったのです。

すっかりと仲良くなった2匹は、一緒にご飯を食べたり、じゃれあっったりするのはもちろん、寝るときも小さなベッドで寄り添いあうようになりました。

高い場所に登るときも。

散歩のときも一緒の2匹。

夫妻はこう話します。

「2匹は別々の部屋に入れられるとパニックに陥り、同じ部屋に入れられるまで大きな声で鳴き続けます。どうやら、彼らはお互いの事を必要とし合っており、常に一緒ではないと気が済まないようです。」

過去に信頼していた飼い主に裏切られ、視力を失ったマーチン。これからは、心優しい夫妻と親友のピンカートンに支えてもらいながら、前向きに生きているそうです。

参照元:lovemeow

モバイルバージョンを終了