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周りの野良猫からいじめられ、いつも独りで孤独だった野良猫が新しい人生をスタートさせるまで。

周りの野良猫からいじめられ、いつも独りで孤独だった野良猫が新しい人生をスタートさせるまで。

内気な性格のせいで、いつも孤独で周りの猫からも嫌われていた野良猫が居ました。その猫の名前は「ブライアン」。

長毛のその猫はずっとホームレス生活だったのか、酷く毛並みが荒れているのが一目でわかる容姿をしていました。

悲しい事に、猫たちの中にはいじめがあったようで、他の野良猫たちはブライアンと親しくなりたくないどころか、疎ましく思っており、時折攻撃をしてきたりと酷い目に遭っていたそうです。

そんな攻撃的な猫達から隠れるように木の陰にいるブライアンをたまたま発見した人がいました。

ブライアンは地元の動物シェルター「EvenStar Charitable Organization」に保護されました。体は健康で、問題がないかを見るためにその長い毛が邪魔になってしまっていたので一旦刈ることになりました。

そして、刈られたブライアンがこちら。

施設の運営者であるヨランダさんは「彼は救助されて幸せだったはず」と語っています。街の中ではシャイだったブライアン。しかし、実はとても甘えん坊で愛情を欲していました。

そんなブライアンを見てヨランダさんは他のとある施設に連絡を入れます。それは、遠く離れたアメリカの猫専門シェルター「Happy Homes Animal Rescue」です。

育った土地を離れる事になるものの、それが彼にとって、とても幸せな事だというのを確信していたのです。

ブライアンはアメリカの施設に移送されることとなりました。

そして、出国当時。

出国の当日、真っ赤で暖かな毛布に包まれ、カタールを出発していきました。

そして、無事にアメリカに到着したブライアンは予防接種を受け、マイクロチップを装着。新しい人生の始まりの準備が整ったのです。

ブライアンがカタールを出て、アメリカに到着したのは3月末。そして、それから里親が決まるまではあっという間でした。

環境が変わってもその甘えん坊な性格は変わらず、飼い主さんにハグしてもらうと、その手を離すことを拒むそうです。

いじめられ孤独に生きてきたブライアンですが、こうして環境が大きく変わり、愛情を得られる第二の人生をスタートさせたのです。

参照元:holidogtimes

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