※過激な内容が含まれますのでご注意ください。
アメリカ・ユタ州クリアフィールドに暮らすある一家と一緒に「セイジ」という名前の6歳のオス猫が暮らしていました。
室内で暮らしながら、時にはふらっとフラット外での遊びも楽しみに行くセイジは3月のある日も同じように外に遊びに出かけました。
しかし、なかなか帰ってこないセイジに飼い主であるチャイナ・ローズさんが探すも見つからず。
そして、3月9日の朝にセイジは発見されました。
9日の朝の6:30にセイジは自力で帰ってきました。しかし、その姿は目を覆いたくなるようなひどい状態だったのです。
「彼は殴られ、ボロボロの状態でした。彼のヒゲは切られ、毛皮は剃られた痕が。顔も体も殴られたセイジは肋骨が折れていました。足も壊れ歩くことができないほど。もう鳴き声を上げられる状態でもありませんでした。更には彼は接着剤で目をくっつけられ、腫れて開く事も出来ません。見ているだけで痛々しい姿でした。
セイジは私たちがあげた物じゃない黒い首輪をしていました。目が見えなくなった彼がどうやって家まで帰って来れたかはわかりません。
しかし、こんな状態でありながらも帰って来たセイジがどれ程強いかがよくわかります。彼は戦士のように強い子です。」
セイジがされた事を想像し、読み上げるだけでも怒りが込み上げ、胸が張り裂けそうになります。ローズさんも大変苦しい思いをしたに違いありません。
そして、セイジは急いで動物病院へと運ばれます。
そして、急いで動物病院へと連れて行かれたセイジ。獣医は可能な限りの最大のケアをセイジに与えました。
すると、翌日になるとセイジは声をかけると反応を返してくれるくらいまで回復。しかし喜びもつかの間、その回復は一瞬のもので、セイジはその日の夜に天国へと旅立ってしまいました。
この事件はユタ州のニュースでも取り上げられました。地元の動物シェルターは「こんなに酷い虐待を見た事がない」とコメント。
現在セイジをこのような酷い目に遭わせた犯人の捜索を地元警察が行っているとのこと。シェルターや、事件に心を痛めた多くの人々の寄付によって、犯人を見つけた人には約545万円の報奨金も用意されました。
とてつもない恐怖を与えられ、体が言うことをきかず、目の見えない状態でなんとか帰宅したセイジ。このような事を行った犯人が一刻もはやく捕まる事を願うばかりです。
参照元：dailymail