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空爆を受け閉鎖を余儀なくされたシリアにある猫の保護施設。多くの人に支えられ、再開することに

空爆を受け閉鎖を余儀なくされたシリアにある猫の保護施設。多くの人に支えられ、再開することに

昨年の11月、内戦が続くシリアの激戦地アレッポにある「Il Gattaro D’Aleppo(猫の保護施設)」が空爆の被害を受けました。

当時100匹ほどいた猫のうち猫10匹のほか、施設の看板犬ホープがこの空爆で命を落としました。

また施設の一部は瓦礫に埋もれ、そこで暮らしていた猫たちもバラバラになってしまったというニュースが世界を駆け巡りました。

その時の施設の運営者のひとり、モハマド・アラー・アルジャジールさんも国外への避難を余儀なくされたそうです。

しかし、彼は愛する猫たちのためにシリアに戻ってきました。

そしてアルジャージャールさんはあることを決意します。

年が明け、施設を再開することをきめたアルジャジールさんは、シリアとトルコの国境付近に新たな「猫の保護施設」を作ることをSNSで発表。

「多くの人々や動物があのクラスター爆弾で命を落としました。私たちはここを離れることもできますが、この子たちには逃げる場所なんてないんです」

Facebookページ「Cats of Aleppo」には現在2万人以上のメンバーがおり、猫たちの食事や設備等の支援を行なっています。

そのほかTwitterでも施設再開の様子や新入りの猫の写真などを紹介しているそうです。

現在は、前任者にちなんで名付けられたアルジャジールさんの愛犬ホープを看板犬に着々とオープンの準備が進んでいるそうです。

参照元:thedodo

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