Petfun | 動物やペットに関する情報サイト

自分の体重の半分以上の重さの毛量をまとったペルシャ猫。このような姿になった原因と、その後

自分の体重の半分以上の重さの毛量をまとったペルシャ猫。このような姿になった原因と、その後

写真に写る猫の名前は「シンドバッド」。9歳のペルシャ猫。

飼い主はいるものの、高齢のため全然世話ができなくなっていたため、このような容姿になってしまったのです。

歩くのがやっとのシンドバッド。

その伸びきった毛を刈って、あらわになった体はこんなにも小さかったのです。本来ペルシャ猫は4~5kgほどの体重ですが、刈り取った毛は約2kgもの重さだったため、体重の半分ほどの重さのものを常に身につけていたことになります。

スッキリとしたシンドバッドもテンションが上がったに違いありません。

シンドバッドは、それまで邪魔だった毛がなくなったことにより本来の性格も明らかになりました。人に近づき寄り添う、甘えたい人懐っこい猫だったのです。

その後、消化機能を保ち肝臓を保護しながらの栄養摂取のリハビリを行い、体調は1週間ほどでどんどん良くなりました。

そして、シンドバッドに思わぬ転機が訪れたのです。

ちょうどその頃、年末の長期休暇の時期がやってきました。シンドバッドのことはエリオットさんという保護施設スタッフの男性がいったん自宅で面倒をみることになりました。

すると、そこでシンドバッドの愛らしさが全快します。想像以上の人懐っこさに数日間ですっかりエリオットさんはメロメロになってしまい、そのまま里音なって引き取ることにしたのです。

その後もエリオットさんの支えの中で、しっかりと栄養を摂取した結果、適正体重に戻りつつあり、そして余計に刈られた毛も伸びてきて、本来のペルシャ猫としての姿に戻りつつあるのでした。

出会った頃との比較がこちら。

9歳になるシンドバッドはいったい何年間放置されあのような姿になってしまったのでしょうか。

人が好きなシンドバッドにとって、エリオットさんとの出会いで互いに愛情を注ぎあい、穏やかに暮らす日々をこれから送ることでしょう。

参照元:lovemeow

モバイルバージョンを終了