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タイに住む家族が路上に横たわる1匹のとても小さな子猫を発見しました。様子を見たところ飼い猫ではないことから野生動物救助団体へと連絡を入れました。
連絡を受けた救助団体(WFFT)のスタッフの方が子猫を見たところ、東南アジアに生息する「スナドリネコ」の子猫であることがわかりました。保護された際、辺りに母猫の姿はありませんでしたが、ほんの数時間前に生まれたばかりの子猫である事がわかりました。
数年前、子猫が発見された場所の近くで同じように保護されたスナドリネコいたそうなのですが、その猫の子供ではないかとの事。母猫は保護された際にお世話をしてくれた家族の元を今でも時々訪れていたそうです。その途中、何らかの理由で子猫だけ取り残されてしまったようなのです。
子猫を保護した家族は母猫が戻ってくるのではないかとしばらく待っていたそうですが、姿をあらわす事はなかったため保護団体へと連絡を入れたのです。
その後、その猫には「シンバ」という名前がつけられました。
スナドリネコは生息地の環境破壊や人間と野生生物の競合のため、絶滅の危機に瀕しているそうです。WFFTの話では、東南アジアに生息する中小の猫の中でも最も弱い品種の一つとの事。保護団体の監視する猫の84%がわずか3年間で狩猟や生息地の破壊によって死亡してしまったのです。
しかしシンバは小さいながらもとても生命力にあふれているとの事。WFFTではシンバが元気に野生に戻れるよう最適な環境を作っていきたいと話しています。
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