インドネシアの中部にあるジャワ州のある街を歩いていたケリーさんがお墓を通りかかった時に、猫の鳴き声が聞こえました。
気になって近づいて見ると、そこには墓の上で鳴き声を上げている猫の姿があったのです。
捨てられてしまったのかと思ったケリーさんは、猫を家で保護することにしました。しかし、猫は毎日家で抜け出してはどこかへと行ってしまうのです。
不思議に思ったケリーさんは猫を探し出します。そして猫を拾った墓場に行って見ると、そこには出会った日と同じように猫の姿があったのです。
昼も夜も、気づけばお墓の上にいる猫。時々、お墓を離れるものの、数時間後にはまたお墓に戻ってくるのです。
愛おしげな様子で墓に頬をすり寄せたり、傍で寝転んだりする姿にケリーさんは疑問を抱きました。
そして調べた結果。
このお墓は今は亡き飼い主の墓石であることがわかりました。
そのことを知りケリーさんはショックを受けますが、亡き飼い主との強い絆を感じたケリーさん。
動物専門学者はこう語ります。
「これは、猫によくある習性のひとつです。猫は大切な存在がいなくなると、他のものに対して一切興味をもたなくなることがあります」
今でも毎日お墓に通っているそうです。
参照元：boredpanda