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アンジェラさんが勤める動物病院へと運ばれてきたダンボール箱。
その中には、なんと傷ついた母猫と子猫たちが入っていました。この猫の親子は捨てられているところを発見されたそうです。その後、アンジェラさんたちはすぐに治療を始めました。
そして、アンジェラさんは保護された子猫の中の1匹に惹かれ、自宅で飼うことにしました。自閉症を患うアンジェラさんの息子のオースティンくんも大喜び。
一家は、子猫に「オータム」と名付けます。
オータムとすぐに仲良くなったオースティンくん。
オータムとオースティンくんはいつも一緒。オータムがいることによって心が落ち着くオースティンくん。互いに大切な存在へとなっていきます。
そんなある日。アンジェラさんはオータムがいないことに気づきます。しかし、どこかへ隠れているのだろうと思い、特に探すことはしませんでした。しかし、翌朝になってもオータムの姿がありません。
ようやく居なくなったことに気づいたアンジェラさんは家の周りを捜索します。近所の人や知人、心当たりのある人にも聞いてみましたが結局、オータムを見つけることはできませんでした。
オータムを失ったオースティンくんは数日泣き続け、夜も寝ずに叫び続けました。そして、体を壊してしまい1週間ほど、学校を休んでしまいました。
オータムがいなくなり、オースティンくんの自閉症の症状が悪化するのではと心配するアンジェラさん。
それでも探すことを諦めないアンジェラさんは、チラシを作り家の近所のお店に置いてもらうようにお願いして回ります。
そして、オータムが帰ってきてくれると信じ、ガレージにボウルを置き、その上にオータムの愛用の毛布をかけておいたのです。
そして次の日。
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