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アメリカでは年間おそよ1万5千匹もの猫たちが殺処分されています。殺処分されてしまう猫たちは、保健所での預かり期間が過ぎてしまったり、人に懐かないため里親探しを断念されてしまった猫たちです。
アメリカのワシントン州、スポケーンに本部がある動物愛護団体のスポックアニマル(SpokAnimal)は、この状況を変えようと立ち上がります。
人に慣れている子猫たちの里親を探すのはそう難しくありません。しかし人に慣れていなく攻撃的な猫や行動に問題のある猫たちはなかなか里親が見つかりません。
そこでスポックアニマルは「ファーム・リビング」というプロジェクトを立ち上げます。
その内容は、猫たちに就職してもらうということ。
どういうことかというと、ねずみの被害に困っている農場で、自由気ままにねずみを追いかけながら暮らしてもらう。というもの。
スポックアニマルの代表、アンジェラ・シェアズさんは
「私たちはとにかく、保健所に連れて来られる猫たちを殺処分から救う手助けがしたかったのです。」
と言います。
保健所で殺処分される猫たちは、避妊・去勢手術のあと、予防接種を受け農場に向かいます。
2009年に始まったこの活動はこれまでに1700匹もの猫が殺処分を免れ、農場へと引き渡されています。また、そこで新しい家族との出会いもありました。
スポックアニマルは、ワシントン州だけではなく、全米での殺処分ゼロを目標にしていると言います。
農場の人も猫たちに助けられ、猫たちも農場の人たちに救われる良い関係なんですね。
参照元:boredpanda
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