山火事の中、炎から逃げるウサギを発見した男性。車から飛び降り救出するも、世間からは批判殺到。

山火事の中、炎から逃げるウサギを発見した男性。車から飛び降り救出するも、世間からは批判殺到。

しかし「この男性の恋人」と名乗る女性が米メディア「NBC4」に連絡したことで、他の複数メディアでもオスカー・ゴンザレスさん(19歳)がウサギを救出したと報じました。

ところが後に「NBC4」が後追い取材をしたところ、動画の男性はケイレブ・ワドナンさんという別人であることが分かります。

同メディアの取材に応じたケイレブさんは、「自分には信念があったので、炎が目の前に襲い掛かっても小さな生き物を救い出すことに集中した」と話しています。

一方でオスカーさんは、未だ「ウサギを救出したのは自分だ」と主張しているという。

このウサギの救出劇が繰り広げられたことで、ツイッターでは野生動物専門家からも「自ら命の危険を晒さなくても、野生動物は放っておいても生き延びただろう」と厳しい批判があがりました。

科学ニュースサイト「Live Science」によると、「カリフォルニア砂漠の穴に住んでいるワタオウサギや地上に住むほとんどの小動物は山火事が起こっても炎から逃れる術を知っており、生き残ることが可能」と言い、カリフォルニア州魚類野生生物局「California Department of Fish and Wildlife」のスポークスマンも、自然災害が起こった時の最善策として「山火事が起ころうが起こるまいが野生動物はそのままにしておくべき」と述べています。

参照元:YouTube

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