生まれつき両目の不自由なゴールデンレトリーバー 障害のある人たちに癒しと希望の笑顔をふりまく

生まれつき両目の不自由なゴールデンレトリーバー 障害のある人たちに癒しと希望の笑顔をふりまく

 カナダ・オンタリオ州で暮らす1匹のゴールデンレトリーバー「スマイリー」。彼は生まれたときから両目が不自由で、子犬時代はパピーミル(ブリーディング施設)の劣悪な環境で過ごしてきました。

現在の飼い主さんであるジョアンさんが里親となった際、スマイリーの両目はくぼみ、感染症に苦しんでいたため、彼の目を縫合する手術が必要だったそうです。幸いスマイリーの手術は無事成功し快方へと向かっています。

3

 現在10歳となったスマイリーですが、公認セラビードッグとして、精神障害や身体障害のある人たちに希望を与えていると言います。

2

「スマイリー」と言う名のとおり、彼の笑顔によって多くの人たちは癒され、そこにいる人たちみんなを笑顔に変えてしまう、大切な存在となっているのです。

4

そんなスマイリーには、いくつかの驚きのエピソードがあるのです。

 施設で暮らしていた重度の障害をもった患者さんは、職員には一度も笑顔を見せたことがなかったそうです。しかし、スマイリーの顔を見たとたん、その患者さんも笑顔を見せて職員を驚かせたそうです。

 また、スマイリーの暮らす地元の図書館でのドッグセラピーでは、ある1人の自閉症の子供がスマイリーに寄り添い30分もの間、本を読んでいたそうです。実はこの子供、普段は長く1カ所で1分でもじっとしていることが出来ないそうなのです。スマイリーが寄り添うことで、きっとこの子供は落ち着いていることが出来たのでしょう。子供の落ち着いた姿を見て母親は驚いていたそうです。

5

Canada: Meet Smiley the blind therapy dog that helps children read

いかがでしたか?辛い過去があっても、人を嫌うようなことはなく、障害に苦しむ人たちを笑顔で支え、癒しと希望を与えてくれるスマイリー。そんな心優しい姿に胸が熱くなります。

– 出典 – mymodernmet.com

いいね を押して
最新情報をいち早く受け取ろう!!