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2016年の11月、ロンドン北西部ハーロウにて、犬の散歩中に体調の異変を感じた飼い主。すぐに救急車で搬送されましたが、当時のことを救急救命士はこう振り返っている。
「倒れた患者のそばに小さな犬がいるのを見つけました。でも患者は危険な状態で一刻も早く病院へ向かう必要がありました。」
救急救命士は咄嗟の判断でその小さな犬を抱え上げると、患者と一緒に救急車に乗せノースウィック・パーク病院救急救命センターに向かいました。
センターで働く看護師らは可愛らしい来訪者に驚きながらも、救急車専用駐車場のそばに小さな犬の寝床を作ってあげ、寒くないように地面にシーツを敷き、身体にかけるブランケットや飲み水も用意しました。
A patients dog was conveyed to A&E!Ambulance & nursing staff are keeping him warm & fed until he gets picked up SA ❤ pic.twitter.com/PpbXEt0e6T
— LAS Harrow (@LAS_Harrow) 2016年11月22日
小さな犬は飼い主の異常を察してか、時折そばを通るスタッフらに興味を示しながらもその場を動こうとしなかった。事情を知ったスタッフの中には小さな犬にサンドイッチを分けてあげる者もいたといいます。
そして、その翌日。
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