▼ 過去に多くシェアされた記事
犬がオスワリやフセの指示に応えているのに、飼い主さんが「号令をかける」「ほめる」タイミングを間違えたら、犬は指示を正しく覚えられません。犬に正解がちゃんと伝わるよう「声をかける」「ほめる」のタイミングを間違えないようにする必要があります。
そこで今回は、愛犬が覚えやすいしつけのタイミングについてまとめてみました。
オスワリやマッテの練習のとき、ごほうびとしておやつを使いますが、ゴハンの前に練習するほうが、ごほうび欲しさに犬の練習に対するやる気もアップするのです。
食後だとお腹いっぱいで、練習中におやつに反応しなくなることがあります。もちろん個体差はありますが、しつけの練習は食前に行うほうがうまくいくことが多いのです。
「ほめる」とは、犬に「正解を教える」ことです。たとえば、フセの練習でほめるタイミングは、犬が伏せているとき。
ほめるのが早かったり遅かったりして、犬が別の姿勢になったときにほめていたら、「フセは一瞬伏せてから立つもの」として犬は覚えてしまうこともあります。
指示に応えられたら、3秒以内にほめるようにしましょう。
オスワリやフセを教えるときは、犬がその姿勢になった瞬間に指示後(号令)をかけるようにします。
声かけが早かったり遅かったりすると、犬に指示をしっかり教えられません。
たとえば、立ち上がったときに「オスワリ」と声をかけたら、犬は「オスワリ=立った姿勢」と間違って覚えます。正しいタイミングで声がけを行うことが上達のコツです。
愛犬が排泄するときは、「ワンツー」などの号令をかけるのがオススメです。
排泄のそぶりを見せたら声をかけ、排泄が終わるまで続けましょう。
室内でちゃんと排泄できる犬でも、ふだんからトイレの声がけをやっておくと何かと役立ちます。トイレのしつけの初期段階でも、声がけで教えると犬は覚えやすいです。
ふだんからトイレの声がけをしておくことで、お泊まり先などでトイレシーツに愛犬をのせ、号令をかけるだけで排泄を促すことができ、そそう防止になります。
しつけの練習は、毎回成功した状態でやめることが大切です。
失敗してやめると、しつけの練習に対して嫌なイメージをもたせてしまうことになります。逆に成功してやめると、「次もがんばろう!」と犬に思わせることができるのです。
成功してやめるため、犬の集中力がなくなるほど長時間、練習を続けるのはやめましょう。
おもちゃで遊ぶとき、犬は気持ちが高ぶって興奮しやすい状態です。いったんオスワリさせて動きをとめてから遊ぶ習慣をつけておくようにしましょう。
遊びもしつけの一環です。遊び始めにオスワリさせると、遊んでいるとき興奮しにくくなります。しつけの面でいうと、興奮グセの予防につながります。
愛犬がおもちゃで上手に遊べると、飼い主さんとのコミュニケーションがより深まり、しつけの練習もうまくできるようになります。「おもしろくない」「疲れるだけ」と犬に思わせないようにしましょう。
おもちゃを追いかけたりと、犬がまだまだ関心があるうちに遊びをやめて、遊ぶことに対して常に楽しいイメージをもたせるようにしましょう。
いかがでしたか?愛犬に正解がちゃんと伝わるよう「声をかける」「ほめる」のタイミングを間違えないようにすることが、上手にしつけをするコツなのです。
いいね を押して
最新情報をいち早く受け取ろう!!
コメントを残す