頑張ってしつけをしてるけれどうまくいかない…犬の上手なほめかたしかりかた

頑張ってしつけをしてるけれどうまくいかない…犬の上手なほめかたしかりかた

やってほしくないことをしてしまった犬に対して、
いくらしつけをしても言うことを聞いてくれずに、
困っていると言う飼い主さんも少なくないのではないでしょうか?

それはしつけをする際の、ほめかたやしかりかたに問題があるのかもしれません。
今回は、犬が理解しやすい、上手なほめかたしかたりかたをご紹介します。

ごほうびのやりかた

人間の赤ちゃん同様に、体の成長と同時に脳も成長し、
ものをおぼえたり考えたりするようになります。

犬もしつければそれを確実におぼえて身についていくものです。

「おすわり」「ふせ」「まて」「おいで」などのしつけは
空腹時に行うのがポイントです。

上手にできたときには1粒のドッグフードをあげることで
犬は飼い主さんがリーダーであることをおぼえるのです。

リーダーは飼い主さんで、犬のわがままを助長させる行為が
すべての悪癖を助長させるのです。

犬は人間以上に敏感

犬にも、性格、感情、精神というものがあります。
しかし犬は、簡潔な言葉の意味を理解することができますが、
観念としての言葉は理解できません。

人間が語りかけるという気持ちは、十分にわかります。
ですから、多くの人たちが「うちの犬はなんでもいうことがわかる」というのです。

犬はもともと言葉を使って話し合うことはできませんが、
それだけにわずかなしぐさ、表情や声の変化、からだの気配といったものを、
人間以上にすばやく感知できるのです。

いってみれば、犬はボディランゲージのエキスパートということになります。
その意味では人間よりもはるかに敏感なのです。

ほめるときのポイント

それでは、ほめるときは何がいちばん大切なのでしょうか?

1.やさしい声とやさしいふれあい

2.食べ物のごほうび

この2つが原則です。

やさしいふれあいとは、具体的にどんなしぐさかというと、
まず、首、肩、胸などをなでたり軽くたたくことです。

そのときは、いつもやさしい声をかけながら、これらの動作をしてやるのです。

しつけ、訓練がうまくいったときも、家を留守にして帰ったときも、
そして、呼んだらすぐにきたときも、いつでもそうしてやることです。

しかりかたのポイント

それでは反対にしかるときはどのようにしたらよいでしょうか?

この場合は、きびしい声で注意することです。
ふだんから、十分にしつけられていれば、そのきびしい声だけで静止するはずです。

つまり、ほめられることをよくわかるから、
しかられることもはっきりわかり、効果があるのです。

かんではいけないものをかんでいたり、ふれてはいけないものに手をつけていれば、
きびしい声をかけるだけで十分です。

そのとき肝心なことは、
まず気をそらせてからそのものに代わるものを犬に与え、
関心をそちらに向けることです。

関心が別のものにむかったら、すぐにほめてあげましょう。

なかには気の強い反抗的な犬もいます。その場合はもう少し工夫が必要になります。

反抗する犬には2つのタイプ

しかるとうなったり、噛みついたりする犬も中にはいます。

この場合、一度でもこうしたことがあって、そのままにしてしまうと、
後々とんでもないやっかいなことになることがありますので、
悪い芽は早く確実につみとってしまうことが必要です。

反抗する犬には2つのタイプがあります。

1.おくびょうで神経質な犬

2.いばりやでわがままな犬

なんだか人間のことをいってるいるようです。

このような性質の犬は、本来、一般的な家庭では家族の一員としては
不適当なタイプとされています。

ですから、子犬を選ぶときには、
家族の一員として適しているかどうかを含めて、
慎重に選ばなければならないということがおわかりいただけたかと思います。

体罰は与えてはいけない

よいしつけをするためには来たその日からしつけをはじめなければなりません。

最初にアイコンタクト、おすわり、ふせ、まて、おいでをさせます。
それができるようになったらごほうびをあげましょう。

1.いばりやでわがままな犬の場合は、大げさにほめてあげましょう。

2.おくびょうで神経質な犬の場合は、やさしく、時間をかけてほめてあげましょう。

しかるコツは、大げさに身がまえずにすぐにピシャリとしかることです。

いかがでしたか?とにかく、家に来た日から、子犬にしつけをはじめ、
犬がきちんということを聞けたら必ずごほうびをあげて、ほめてあげてください。

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