子犬の食事はどうするの?肥満や病気を予防するための食事の与え方

子犬の食事はどうするの?肥満や病気を予防するための食事の与え方

ムダなカロリーは肥満や病気のもとになります。

今回は、お迎えした子犬が、出来るだけ病気のリスクが少なく健康でいるための、
理想的な食事の種類や、1日の食事の回数などをまとめてみました。

食事は完全食のドッグフードを

古くから犬の生理学や栄養学が研究され、今日ではそれらの研究をもとに
犬の完全栄養食といえる製品がいろいろ出ています。

成長期の子犬には、とくに大切なカルシウムとリンの比率と絶対量、
各種の栄養のバランスのよい完全食型のドライフードを
それぞれのタイプに合わせて利用するのがおすすめです。

食事どきなどに子犬がかわいいからといって、自分たちが食べているものを与えると、
かんじんのドッグフードを食べなくなることがしばしばあります。

人間の食べ物は犬にとっては味が濃すぎますし、塩分なども高く
体調不良や肥満の原因になり、寿命を縮めることになりかねません。

また、タンパク質が多すぎると
急性の嘔吐や下痢をともなう病気をよくするようになることもあります。

ドッグフードで胃腸の状態もわかる

毎日ドッグフードを適量与えることで、栄養面のバランスが取れる上、
いつも同じものを食べているため、
便を見れば犬の胃腸の状態が一目でわかると言う利点があります。

子犬は成犬の倍のカロリーが必要

子犬は1日どのくらいのカロリーが必要なのでしょうか?

成犬では1日体重1キロあたり、約80カロリー、小型犬では100カロリーが必要ですが、
発育のいい子犬の時期では、さらにその倍のカロリーが必要になります。

子犬(生後5〜6ヶ月になるまで)の1回の食事量は、
体重1キログラムあたり15グラム前後が理想です。

食事の回数と目安

それでは正しい食事の量とはどのくらいなのでしょうか?

食欲旺盛で、与えたらすぐに食べ始め、全部をたいらげて食器からすぐに離れる。
これがその犬にとっての正しい食事量になります。

ですから、食べ方をしっかりと観察して、食事の目安としてください。

また、食事の回数は、

・子犬      3〜4回

・5〜6ヶ月すぎ  2〜3回

・8〜12ヶ月 1〜2回

・2歳すぎ 1回

が目安になります。

必ずしもこの回数でなくてはいけないと言うことではありませんが、
参考程度に覚えておいてください。

お迎えした際には、それまで与えていたドッグフードを引き続き与えて、
成長とともに必要な栄養分や食事量などを考え、
新しいものに切り替えていくとよいでしょう。

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