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犬が「足を痛がる」様子を見せた時、次のような病気が当てはまる場合もあるので覚えておきましょう。
大腿骨(ふとももの骨)と頸骨(すねの骨)をつなぐ前十字靭帯が切れてしまう病気です。
このような状態になると前足をかばうように歩いたり、引きずったり、後ろ足を上げて歩くなどの症状があらわれます。
椎間板はさまざまな姿勢や動きを支える大事な部分で、激しい運動や肥満などによって、この部分への負担が大きくなり損傷してしまう病気です。
ダックスやペキニーズ、プードルなどの犬種は若い頃から発症しやすい傾向にあり、重度のものになると神経麻痺を起こしたり、半身不随になる恐れもある怖い病気です。
膝蓋骨(ひざの関節のお皿)が正常な位置から内外へはずれてしまう状態をいいます。
初期は無症状のことが多いですが、進行するにつれて足を上げて歩くことが多くなります。
免疫機能の異常によって起こる関節炎の一種です。
犬が足を痛がる時、犬の免疫力に関係しています。
太ももの骨と骨盤を連結している部分への血行が阻害され、腿骨の骨頭が壊死してしまう病気です。
治療が遅れると歩行異常などの後遺症が残ってしまいます。
骨にできるガンのことです。
老齢の大型犬に多く、発症すると激しい痛みをともないます。肺に転移すると呼吸症状などもあらわれ命に関わることもあります。
交通事故や高所からの落下などにより起こります。
骨折した部位により症状が異なりますが、歩行障害や神経麻痺などの他に、排尿、排便にも障害があらわれます。
股関節が正常に形成されていないことや、変形することにより歩き方に異変がおこる病気です。
遺伝や環境的な要因が考えられ、シェパード、ラブラドールレトリーバー、ゴールデンレトリーバーなどの大型犬によく見られる病気で、小型犬や中型犬に見られることは稀です。
関節の変形や痛み、こわばりを生じさせる病気で、一時的に起こることもあれば、他の足腰の病気が引き金となり起こる場合もあります。
加齢にともない多く見られる病気です。
いかがでしたでしょうか?
犬が足を痛がる時に疑わしい病気(怪我)をご紹介しましたが、これがすべてとは限りません。犬は痛みを我慢する動物とも言われているため、痛がっているとすれば危険信号だという考え方もあります。
迷わずすぐにかかりつけの獣医さんに相談することをお勧めします。
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