犬の睡眠障害で特に注意しなければならない2つの特徴

犬の睡眠障害で特に注意しなければならない2つの特徴

犬の睡眠障害で特に注意しなければならない2つの特徴

睡眠は生きるために必要不可欠

動物にとって睡眠は最も大切であり、この行動を行えなくなれば生きていくことは基本的に不可能だと言われています。

睡眠の現象が動物の体にもたらす影響はとても大きく、心身ともに大きな負担となり、精神に異常をきたすことに加え、死にもつながることもあるほど、睡眠は動物が生きていくうえで書かせない行動なのです。

そして、その睡眠を通常とおりに行えなくなる状態を睡眠障害といいます。

4つに分類される睡眠障害の種類

  • 1.精神生理学的要因による不眠
  • 2.精神障害に伴う不眠
  • 3.薬物使用やアルコール飲酒による不眠
  • 4.身体疾患、中毒性疾患などによる不眠

この4つの中で犬に関して特に注意をしなければならないのは「1」と「4」になります。

「精神生理学的要因」とは?

もっとも一般的なもので、時差のある外国へ行くなどの外環境により生理的に調整ができなくなるものや、精神的なショックにより不眠となってしまうものをいいます。

これを犬に当てはめてみて、一番多く見られるのは引っ越しをした時や飼い主と旅行をするなど普段とは違う場所で寝なければならない状況などの時に多く睡眠障害の状態になります。

「身体疾患、中毒性疾患」とは?

犬の場合、アルコールなどを体内に取り込むことはあり得ませんが、「身体疾患」には注意が必要です。病気による身体的苦痛や不快感により睡眠が妨げられてしまうことが原因とされています。

痛みが大きい場合や、皮膚病などのかゆみが強い場合はゆっくりと眠れない状態となるのです。健康な状態へと導くためには、原因を取り除くことが最優先です。

睡眠障害の状態ではしつけやトレーニングなどをしても記憶する能力が低下しているため覚えることが難しく、さらに、覚えられないことで叱られたりすればそれが悪循環となりさらに眠れない状態へとなってしまいます。

何が睡眠に影響するかは個体差があります。病気やケガがないか、または食事などの栄養管理をすることは愛犬を健康な状態に保つために必要なことですが、”睡眠”も生きて行く上で欠かせない大切なことなので、愛犬がちゃんと睡眠を取れているか、いい夢を見れているか観察して、飼い主と愛犬が「笑顔」になれる環境をつくっていきましょう。

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