「この犬はもう使いものにならないから」飼い主に捨てられ心も体もボロボロだった犬を救った存在とは。

「この犬はもう使いものにならないから」飼い主に捨てられ心も体もボロボロだった犬を救った存在とは。

それから数週間、動物病院で治療を受け、ロキシーの健康状態は次第に回復していきます。

体重も増えて、病院のスタッフにおやつをもらったりするうちに、少しずつ人に近付いて来るようになりました。

しかし彼女が病院からシェルターへと移れるくらいに回復した段階でもまだ、人を怖がる様子は変わらなかったのです。

ロキシーには家族が必要…しかしこれほどまでに人を怖がっていては、里親を募集することはできません。そんなロキシーを心配したブリジットさんは、あるアイディアを思いつきます。

それはブリジットさんの愛犬、オーガスタスとロキシーを会わせること。オスのピットブルであるオーガスタスは、シカゴの路上で保護された犬で、誰かによってひどい虐待を受けていたといいます。

オーガスタスを見たロキシーは一瞬で恋に落ちたかのように、笑顔のような表情になりました。友だちができたことで安心したのか、保護されてから初めて『犬らしい』ふるまいを見せたのです。

2匹は外で駆け回って一緒に遊びました。ブリジットさんはこんなに幸せそうなロキシーを見たのは初めてだったといいます。

似たようなつらい境遇にあった2匹なので、何か通じるものがあったのかもしれませんね。

ロキシーの心のケアに大きく貢献してくれたオーガスタスのおかげで、彼女はすっかり活発になり、人を怖がることもなくなってきたということです。

1日でも早くロキシーに大切な家族が訪れることを願ってやみません。

参照元:Facebook

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